できるだけ楽して新しいソフトウェアを使いこなせるようになるには
出来る人にとっては当たり前の事かもしれないが、自分は今まで気づかなかったので記録しておく。
★教材は複数準備する
まず、教材を2つに分けて考える。
A.「概念自体を理解するための抽象的な教材」
B.「ピンポイントで分からない操作などを調べるための具体的な教材」
これはメジャーなツールならばインターネットが有りさえすればわざわざ有料教材を用意しなくても大丈夫。これでだいたい操作方法はつかめると思う。これに加えて、
C.「ある明確な目的を達成するための教材」
つまり、チュートリアルのような記事を読む。マイナーなツールだと、ググってもノイズしか出てこないかもしれない。その時は思い切って参考書などを購入したほうが楽。
★具体的な手順について
1.Youtubeで概念を捉える
ソフトウェアが違うと概念から覚え直さないといけないのが結構キツイ。そういうときはyoutubeなどで、「既にツールを使いこなしている人」の作業風景を見るといい。あまり構えずに、ボーッと、「へー、すごいねー」とか思いながら見ているだけで結構入ってくる。注意すべきなのは、いろんな人(最低でも3〜4人だろうか)の動画を見ること。自由度が高いツールは、同じ物を作るにも様々な方法があって、一人一人全然違ったりする。特定の1人の手法に固執すると効率が悪い。2.ツールを開く
「説明だけ先にバーっと読んで、それから実際に操作してみよう」というのはあまり意味がない。実際にツールをいじるころには殆ど忘れてる。解説を読みながら、手当たり次第でもいいからクリックしてみて色々遊んでみる。そのうちなんとなく頭に入ってくる。ネット上の教材を見ていると画面切り替えが大変だったりするので、できれば印刷して紙ベースにしたり、スマートフォンから見るなどして手間を減らすといい。3.やりたいことをやってみようとする
チュートリアル動画などを適当に漁って、「これやってみたい!」と思える物を探し、一つ一つ真似しながらついて行く。途中で引っかかったら「○○ できない」「○○ とは」「○○ するには」などのキーワードで検索する。これが結構時間かかるので、どうしても分からなかったら知り合いに聞いたほうがいい。そんな知り合いなどいない場合は自力でがんばる。それでも駄目なら諦めて、さっさと参考書買う。
3. をいろんなチュートリアルで繰り返しているうちに、中級者くらいにはなれるんじゃないかな。後は自分で調べたりなんだりできる。そうなるまでが一番つまらなくてしんどいので、挫折しない程度に頑張って。
★最後にひとこと
・「読めばわかる」なら一度でいいので必ずやってみる
読めばわかる程度では、「じゃあ今からこれやって。ヨロシク」と言われると絶対何もできない。漢字読めるのと書けるのは別、と似ている。「なんだ簡単じゃん」と思ったならすぐやってみる。面倒だけど、その方が絶対身につく。・自分が納得する方法で勉強すること
ここまで書いといてなんだけど、結局自分が気に入った方法で勉強するのが一番ですよ。